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天高く馬肥ゆる秋

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恒例のあぜ道散歩♪(写真ちょっと指が映り込んじゃったテヘ♪)

さて、ゆっくり気を落ち着けて歩いてると、なぜだかふと過去の不思議な報道を思い出した・・・それは、7年前に名古屋駅周辺の再開発が行われ、”ミッドランドスクエア”が出来た頃、東京の報道で『今は名古屋が熱い(景気が良いという意味らしい)』と言われ出した。私自身も、周りの誰に聞いても景気が良いとは言わなかった。(誤解なきよう、景気が悪くはないがめちゃくちゃ良くなったのではないという意味)これを機会に名古屋に移住する人が増えたり、怪しげな投資話をされたりするようになったが、この当時一向に名古屋人としてこの流れを理解できずにいた。
後から考えたら、名古屋と言う地域が大陸棚から伸びてる山で頭だけ海に突き出ている島で、東京・大阪がひょこりひょうたん島のような浮島だと理解すれば、景気と言う海の水位が下がれば、ふわふわ浮いてる島は沈み、地面にくっついてる山は自然と高く見えたのだろう。
なぜこの話を思い出したかと言えば、この田んぼが続くあぜ道から見える風景が毎年毎年同じ周期で変わらず田植え・除草・刈取りを繰り返されるからだ。名古屋の人間は、堅物でコツコツ型の人間ばかりでこの風景同様変わらず真面目に働いている。こう言っては何だが、東京や大阪の浮かれっぷりを見てると何やってんだ?と思う。これが、あの時『今は名古屋が熱い!』を理解できなかった理由だ。当時の名古屋は、売り上げが上がったわけでもなく、むしろゆっくり下がっていた気がする。しかしそれ以上に東京・大阪の変動が激しすぎただけだろう。
名古屋がすべて正しいとは私も思わない。頭の固い堅実型とはえてして、硬直を生むこともあり、閉鎖的な文化がある事も事実だ。ただ、最近のオリンピックだ!カジノ特区だ!と浮かれる話には嫌悪感しか感じない(ーー)
結論を言えば、『現実を見て、現実的な商売を、着実にコツコツ進める以外に生活の糧を得る事は出来ない』と言う事だろう。お祭りや博打は遊び程度でしかなく、飯の種にはならないんだよ。

・・・と、頭を垂れる稲穂を眺めながら、もぐらは思いましたとさ♪
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